【レポート】ARCHICADロードショー 失敗しないBIM導入講座

「2D CADはもういらない」

ARCHICADロードショー 失敗しないBIM導入講座「2D CADはもういらない」の各会場のレポートをお届けします。
全国各地で開催された本セミナーでは、会場の定員締切が続出する程、大好評を頂きました。
従来の2Dワークフローから、BIMへ移行するということは、図面ベースのプロセスからBIMモデルベースのプロセスへと変化させなければなりません。

金沢 5月21日(火)

ARCHICADロードショウ第2弾は、金沢会場から始まりました。
これからARCHICADをご検討される方、すでにお使いのユーザーの方、20名あまりが、参加されました。

事例紹介として、「BIMで実施設計」をテーマに、スタジオNAOの奥野嘉仁氏がスライドやARCHICADのモデルを使いながら、自社での取り組みをご紹介いただきました。
奥野氏は、ARCHICADがGRAPHISOFT5.0というバージョンの頃からのユーザーであり、当時はアトリエ事務所で設計業務に利用されていましたが、現在は独立され、ゼネコンや設計事務所の業務を請け負っています。クライアントの要望に応じたモデルや図面の作成を効率的に行われています。

セミナー終了後、「自社設計でない場合でも軸組モデルまでを作りますか?」との問いに 『施工図を作る前段階で、もらった図面を元にモデリングをすることで、食い違いもわかり、その後の図面への利用もできるので、その場合でもやる価値はあります』と回答をされていました。

おまけ
実は金沢会場となった、石川県立スポーツセンターの近くには、ARCHICADのユーザー事例にも掲載されているシーラカンスK&Hさまが設計された「金沢海みらい図書館」があり、セミナーからの帰り道に立ち寄って来ました。

お天気もよく、広く青い空に映える外観と、内部の写真を少しご紹介しましょう。
※内部は、撮影許可を申請すればどなたでも撮影ができます。

金沢会場 セミナー

金沢海みらい図書館

長野 5月22日(水)

5月22日(水)長野県長野市のJA長野ビルで「失敗しないBIM導入講座」を開催しました。
今回のセミナーでは、ユーザー事例として、栃木県の設計事務所である株式会社横松建築設計事務所の横松邦明様にBIMのメリットや導入するにあたり問題となった事項等をお話頂きました。


経営者層と実務者の組み合わせでご来場頂いた会社様の割合が多かったです。
BIM導入の成功と失敗について具体的にお話させて頂きました。


株式会社横松建築設計事務所の横松様の講演。
2DCADソフトを使用していた時とARCHICADを導入後に何がどのように変わったのかをARCHICADのデータをお見せ頂き具体的なお話をして頂きました。
また、ARCHICADの技術的な事、矩計図や詳細図等の図面関係、ベテランと若手のBIM育成方法などお客様からの多くの質問にも親身にご回答頂き、大変好評なセミナーとなりました。

横松様、セミナーにご参加頂きました会社様、ご協力頂きました株式会社いとう様ありがとうございました。

年内に再度長野県内でセミナー開催を計画しておりますので、その際はよろしくお願いします。

長野ロードショー 横松様

長野ロードショー 桐木

神戸 5月24日(金)

ARCHICADロードショウ第2弾、金沢、長野、次は神戸です。

ARCHICADをご検討されている方、ユーザー様等、26名の方にご参加頂きました。

 

弊社からの「失敗しないBIM導入講座」の後、ARCHICADユーザー事例紹介として、「個人事務所におけるBIM活用」をテーマに、ATELIER NEWSの新 貴美子氏より、スライドやARCHICADのモデルを使いながら、自社での取り組みをご紹介いただきました。

 

新氏は、手描きからARCHICADと2DCADを使われないまま、いきなりARCHICADに移行された経緯を持つ方です。

アトリエ事務所での勤務の後、現在は独立され、住宅、店舗などの設計を行いながら
BIMのエキスパートが集まった「BIMLABO」で関西におけるBIM活用をリードしています。
モデルや図面の作成を効率的に行われています。
新氏の講演の中で「ARCHICADは単なる設計者の効率を上げるだけではなく、クライアントとの相合理解を深める為や建築に関わる様々な人とのコミュニケーションに非常に有効なツールである」とお話されていました。

 

新氏の講演の後、株式会社ユニマットリバティーリックカンパニー谷岡氏より、日本の植栽や外構部品、便利なツールが搭載されたARCHICADのアドオンツール「LAND SCAPE for ArchiCAD」やBIMモデルのビューアーツールである「ViewSTYLE」を御紹介頂きました。

続いて
株式会社日積サーベイ 高橋氏より同社製品の積算システム「HEΛIOΣ(ヘリオス)」の紹介があり、ARCHICAD間のデータ利用について実際のデモを交えご紹介頂きました。

神戸ロードショー 新様

神戸ロードショー 会場

名古屋 5月28日(火)

5月28日(火)名古屋市のルーセントタワー17階 日本ヒューレット・パッカード様のセミナー会場にて「失敗しないBIM導入講座」を開催しました。
お陰さまで、予備の椅子を出すぐらい、たくさんの方にご来場いただきました。

今回のユーザー事例は、神戸に続きATELIER NEWSの新 貴美子氏より「個人事務所におけるBIMの活用事例」と題して、ARCHICADとの出会いから、実物件をもとに実際のARCHICADのデータで、アトリエ事務所としての設計のやりかたを木造住宅の例で、またBIMLABOとして、組織的に設計を行うために、チームワークを利用した事例などを 「ARCHICAD BIM ガイドライン」をもとに説明していただきました。
印象に残ったことは、

  • 始めから3Dで入力することにより、施主さんとスムーズに情報を共有することができる。
  • 始めからリアルなパースではなく、陰線処理したラフな3Dで施主さんと打ち合わせをおこなう。
  • 「レイヤー」の管理と「お気に入り」の登録で作業の効率化をはかっている。
  • テンプレートの整備により、手書き時代からは作図時間が大幅に減り、本来の設計に集中出来る。

続いて、 株式会社 ユニマットリバティー リックカンパニーの島本氏、石田氏より点景素材集の 「ランドスケープパック for ArchiCAD」とウォークスルーシステムの「View STYLE」の紹介 株式会社、バルシステムの竹内氏より、株式会社 日積サーベイの積算システム「ヘリオス」の紹介
最後に、会場をご提供いただきました、 日本ヒューレット・パッカード株式会社の村中氏より、ARCHICADが快適に作動するワークステーションの紹介をしていただきました。

ご来場いただきました皆様、講演をしていただきました新様、関係者の皆様、有難うございました。

名古屋ロードショー

名古屋ロードショー

北海道 5月29日(水)

2013年5月29日(水)北海道札幌市 ACU[アキュ]会議室にて、「失敗しないBIM導入講座」を開催致しました。
定員は、40名でしたがほぼ満員で北海道でのBIMの関心の高さが伺えます。

札幌では、株式会社北海道日建設計 設計室 大門浩之様にARCHICADのユーザー事例をお話頂きました。

なぜBIMを使用するか?という基本的なところから実際の活用事例を各設計フェーズ毎に具体的にお話頂きました。

  • プロポーザルでの活用(某小学校)
  • 基本計画での活用(市内某施設)
  • 基本設計での活用(某庁舎)
  • 実施設計での活用(某金融機関)等

ゾーンツールを使用したシングルラインプランの作成を元にこれまでの設計とBIMを使用した設計の流れなどはとても明確でわかりやすく、実際にBIMモデル作成にどの位に時間がかかったかなどのお話もして頂きました。

また、実施設計の事例でご説明頂きました木造とRCの混構造の事例などは、パースだけではなく実際の図面でご説明頂き、作成のコツや注意点などのご説明はこれから実施設計を行おうとしている会社様にとってはかなり有益な情報だったと思います。

北海道日建設計 大門様、お忙しいところご講演頂き誠にありがとうございました。
今回ご参加頂きました参加者の皆さまご参加頂きありがとうございました。
今後も札幌や旭川でのイベントの開催も検討しておりますので、よろしくお願いいたします。

札幌ロードショー

札幌ロードショー

大阪 5月30日(木)

5月30日(木)大阪市北区のブリーゼプラザにて「失敗しないBIM導入講座」を開催し、
沢山の方にご来場いただき、会場はほぼ満席の状態でした。

今回のユーザー事例は、建築家として多数の賞を取られている、芦澤竜一建築設計事務所の芦澤氏より、建築家としてのBIMの活用をご紹介いただきました。

芦澤建築設計事務所では2年ほど前にARCHICADをご導入いただき、今まで手掛けられた作品の設計過程から、その後ARCHICADを導入してからBIMをどのような場面で使用されているかを3つのプロジェクトを例に説明されました。

中でも、マリーナのホテルのチャペルでは、自然に吹く風で音を鳴らすエオリアンハープという楽器を、チャペル内に流れる風で奏でようと、ARCHICADのデータを流体解析のシステムに持っていき風の流れをシミュレーションして検討したり、客室での風の流れを検討されました。

また、マレーシアのプロジェクトでは、シンボリックな柱の形状の検討や、トップライトからの光源を反射板で反射させるシミュレーションを、モデルを照明解析システムに利用して検討したり、最後のアメリカのプロジェクトでは、傾斜地に立地する施設の設計で建物が敷地にどう馴染むか等、複雑な断面の場合は、ARCHICADの3Dデータから断面を切り、検討されました。

芦澤建築設計事務所では、シミュレーションや検討、プレゼンテーションではBIMで行うようになりましたが、初期の検討等は模型から入るので、現在でも模型の数は減らない、と話されていました。

続いて、
株式会社 ユニマットリバティー リックカンパニーの谷岡氏より点景素材集の
「ランドスケープパック for ArchiCAD」とウォークスルーシステムの「View STYLE」の紹介
株式会社 バルシステムの竹内氏より、株式会社 日積サーベイの積算システム「ヘリオス」の紹介をいただきました。

ご来場いただきました皆様、講演をしていただきました芦澤建築設計事務所の芦澤様、武曽様、関係者の皆様、有難うございました。

大阪ロードショー

大阪ロードショー

東京 6月4日(火)

6月4日(火)に東京港区青山のTEPIAにて「失敗しなBIM導入講座」を開催致しました。

約80名のお客様にご来場頂きました。

東京会場のグラフィソフトジャパン株式会社からの発表では、Solibri Model Checkerのご説明も行いました。

ユーザー事例としては、株式会社Arch5の小俣様より、「BIMと建築業界のこれから」と題して建築の原点とBIMによる広がり・可能性の講演をして頂きました。

小規模設計事務所・工務店などの設計部におけるBIMのメリットと称し、TeamWorkによる設計がどれ有益かという話は、社内だけでなく大手に負けないくらいの専門知識をもったパートナーと合理性の高い設計を行えるというプレゼンはとても説得力がありました。

小俣様の講演後には、ARCHICADと連携出来るソフトである「HEΛIOΣ」と「RIK LANDSCAPE PACK for ArchiCAD16/ViewSTYLE」を各社様にデモンストレーションを行って頂きました。

株式会社バルシステム 齊藤一敏様  建築積算ソフト「HEΛIOΣ」
※参照:http://www.nisseki-survey.co.jp/index.html

株式会社ユニマットデザイン 溝井伸治様 
RIK LANDSCAPE PACK for ArchiCAD16 / ViewSTYLE
※参照:http://www.rikcorp.jp/product/index.html

ご来場頂きました皆様、ご講演を頂きましたArch5小俣様、関係者の皆様、ありがとうございました。

東京ロードショー

東京ロードショー

福岡 6月5日(水)

福岡会場は40名ほどのお席を用意しておりましたが、(東京に引き続き)ほぼ100%に近い出席率で完全に埋まってしまうことになりました。(ご来場いただいた皆様、狭いお席で申し訳ございませんでした…)BIMへの興味が高まっている状況を目の当たりにし、我々も大変感慨深いものがありました。

講演はグラフィソフトジャパン大阪営業所 所長の志茂からスタートしました。

BIMを導入するというのは、ソフトを買って使い方を覚えるということだけではなく、今までの図面ベースのプロセスからBIM(モデル)ベースのプロセスに変更するということになります。
成功するための重要なポイント、そして逆に失敗しがちなパターンも紹介し、半年間でBIMで実施設計を実施する方法をご紹介しました。

続いて、横松建築設計事務所より、横松様に導入事例ご紹介頂きました。

入社2ヶ月の社員が木造二階建ての実施設計まで!
横松建築設計事務所では、横松様本人がクライアントと打ち合わせをし、企画・基本設計の意思決定を次々に行われます。そのフィードバックをうけてスタッフが詳細な情報を入力し、実施設計まで持っていくという形で、BIMで実施設計をされています。現在、入社2ヶ月の社員が木造二階建てレベルの物件であれば、実施設計までモデルを入力することができるようになっているという驚きの成果をあげているそうです。

同社はとにかくすさまじいスピードで案件を進め、業務効率を劇的に改善されたことで注目を浴びています。そのコツはやはり、視覚化したクライアントとのコミュニケーションです。打ち合わせ時には必ずノートPCでARCHICADのデータを持参し、変更の希望があれば、その場でデータを手直しし、合意形成を計るそうです。実際の物件でARCHICADのデータをご紹介いただきました。

*尚、途中PCのトラブルにより、何度かクラッシュしてしまう場面があり、皆様には大変ご迷惑をおかけいたしました。

福岡ロードショー

福岡ロードショー

熊本 6月6日(木)

熊本城の目の前に位置する熊本国際交流会館、ARCHICADを見たことがないという方がほとんどで20名弱の方にお集り頂きました。

福岡会場同様に志茂の講演からスタートしましたが、まずはARCHICADの簡単なデモをお見せし、BIMの大きな特徴である、2D図面と3Dモデルとの連動がどのようなものであるかをご紹介させていただきました。
そして、失敗しないBIM導入講座をご紹介しました。

続いて、横松建築設計事務所より、横松様に導入事例ご紹介頂きました。

同社では保育園や住宅の設計に力を入れており、企画の初めからARCHICADでモデルを作成し、BIMxも駆使して提案されているそうです。文字、寸法以外はほとんどモデルから切り出して図面を生成しているということで、非常に成功したBIMの実施をされている様子をご紹介頂きました。基本的に断面形状やモルフツールなどを駆使すれば描けない形状はほとんどないという自信を見せています。
そんな中、苦労していることといえば、最初から3Dでクライアントに提案しているため、それが当たり前に感じられてくるということだそうです。「ただし、逆に言えばそこまでやらなければ仕事がとれない時代になってくるのでは」とも感じられているそうです。また、3Dで明確に見える分、クライアントからも様々な要望が出てきやすいということもあるそうです。あとで「こんなはずじゃなかった」と言われないために、未然にリスクを避けるということが、設計事務所を運営する上でも非常に重要だと考えられているということが非常に印象的でした。 

熊本ロードショー

熊本ロードショー

仙台 6月7日(金)

6月7日(金)宮城県仙台市のトラストシティカンファレンス仙台にて「失敗しないBIM導入講座」を開催致しました。

岩手県や福島県からもご来場頂き、約20名様にご参加頂きました。

BIMとは?という事からBIMによる設計プロセスや導入方法、失敗する事例など具体的にお話をさせて頂き、最後に「Solibri Model Checker」のデモンストレーションを行わせて頂きました。「Solibri Model Checker」については初めてご覧になるお客様も多く、関心が高いようでした。
※Solibri Model Checker
http://www.graphisoft.co.jp/products/solibri-model-checker/

仙台のセミナーでは、atelier SWITCH代表の完山様にARCHICADによる事例をご説明頂きました。
完山様は、「やさしく学ぶArchiCAD超実践テクニック」の著者でもあります。

BIMxによるモデルデータの説明から始まり、モデルの作成方法からモデルを利用した実施図面の描き方までご説明頂きました。
ワークシートを使用した寸法や注釈の加筆、ホットスポットの多様による寸法の押さえ方など具体的なご説明でした。

また、3Dモデルは単にプレゼンテーションに使用するだけでなく設計者間での情報の共有化や設計者自身の備忘録にしようしたり、初めてお仕事をする工務店とのやり取りでも活用されているとの事でした。

チームワーク・ホットリンクを使用した設計の事例や各役割を図解でご説明頂き、とても分かりやすいセミナーでした。

東京のセミナーに引き続き、株式会社ユニマットリバティーの溝井様より「RIK LANDSCAPE PACK for ArchiCAD」と「ViewSTYLE」のデモンストレーションも行って頂き、高品質なプレゼンテーションへのご提案も行う事ができました。

ご来場頂きましたお客様、完山様、溝井様、ありがとうございました。
今後ともよろしくお願いいたします。

仙台ロードショー

仙台ロードショー

仙台ロードショー