ArchitectsJURYの2011年前期の最優秀賞"バイオテックラボ"

ブダペスト、2011年9月28日 ウィーン工科大学のクリストフミュラー氏が、2011年前期 ArchitectsJuryのコンペで最優秀賞を獲得しました。同氏によるARCHICADを使用して設計されたバイオテクノロジーの研究施設が何百にもおよぶ建築学生の作品の中から選ばれました。

バイオテクノロジーは、中央ヨーロッパでは発達した分野である一方、ミュラー氏によると研究を規制する法律が非常に厳しく、また、市民は遺伝子組み換えに対 して偏見を持つ傾向にあるそうです。これらの偏見を克服するために、ミュラー氏は情報センター、マーケットプレイス、美術館を包括するオープンな公共施設 として設計をしました。ミュラー氏は「建物の敷地内で"細胞"のモジュラーシステムで構成される有機体のように機能するデザインを作ることを目的とした。 また、それぞれの細胞が変化し、適合する独自の機能を持っている」と述べています。

建物は光ダクトから自然光を空間に取り込み、結果として、敷地条件を最大限に生かす空間を演出しています。ファサードの表面にある深い「切り込み」により建物は通りからだけではなく、通り沿いからも見えるようになっています。可能な限りフレキシブルにスペースを活用するため、この研究所は4つの階段室が柱となり、支えられています。35メートルの最大偏差を考慮し地面に重量を伝えるため、階段室の柱の直径は上部付近になるにつれて拡大します。

バイオテックラボ

クリストフミュラー氏について

バイエルンのツヴィーゼル出身。ドイツのFH-Erfurtで建築を学び、その後オーストリアのウィーン工科大学に転校。この期間に、いくつかのオフィスで働く機会を持ち、様々な仕事の経験を通して幅広い知識を得た。現在、ウィーン工科大学の建築論の研究所で助手を務めている。彼の修士論文は、2012年に完成予定。

ArchitectsJURYについて

ArchitectsJURYのコンペは建築学生の優れた作品を紹介、共有する為の建築学生のコミュニティサイトです。

www.ArchitectsJURY.com

受賞プロジェクトの画像の一覧はこちらからご覧頂けます

www.architectsjury.com/pages/competition/2011-spring-semester/winners