GRAPHISOFT EcoDesigner

持続可能な設計の場合、エネルギー性能に影響する設計意思決定の約80%は設計段階の初期に行われているのが事実です。残りの20%は技術者により後の段階で決定されます。そのため建築家に取って設計段階初期に迅速で確実なエネルギー性能の評価を行うことが重要なポイントとなります。
グラフィソフトのEcoDesignerを使用することで設計段階初期に 、エネルギー効率性のためのデザインの分析を簡単に行うことができます。建築物のエネルギー性能についてのフィードバックを提供するということは建築家がどのように規定に従いつつ、顧客とその建物を使用する人の希望にそった設計の判断を下せるということです。エネルギー効率性をあげることは全ての分野で利益的なのです。
「エネルギー効率性は建築に取って大きな要因となってきました。 ArchiCADを使用すると、設計段階初期という一番都合のいい時期にエネルギー面に手を加えられます。」
テーム・クルケラ CEO, JKMM Architects, Finland
「持続可能な建築」とは環境への影響が一番少なくてすむ方法で設計、建設また建築物の維持が行われることです。 持続可能な設計で一番重要な事柄の一つとしてエネルギー効率性が上げられます。 建築物がその寿命まで消費するエネルギー量をどのぐらい削減できるかがエネルギー効率性の決め手となります。
グラフィソフトのEcoDesignerは エネルギー消費、二酸化炭素排出量と月間エネルギー収支を基づいて迅速、かつ効率的に設計選択を評価します。
「ヘンリーディーン・プレイスはシドニーの中でも一番初めの「グリーン」な建築の一つだが、沢山の環境的持続可能性のあるソリューションを盛り込んでいる。 この建築物は各種の受賞歴があり他の政府の建築物のベンチマークともなっている。」
グラエム・スミス Principal of Rice Daubney, AUS
建築物の体積、計画された面積とガラス張りの表面などの関係や、外部シェーディングオプションの性質などの全ては、未来のエネルギー消費に大きな影響を与え、またデザインの外観も決定する要素となります。 正しい設計選択を行うことでエネルギー効率性を高めることは顧客へのプレゼンテーションの上でも重要なポイントとなります。
ArchiCADそのものからエネルギー性能を評価することはできませんが、EcoDesignerはArchiCAD上で使用可能で、すぐ始めることができます。EcoDesignerとArchiCADのペアはバーチャルビルディング上で初期のデザインコンセプトからより優れたインテリジェントな「BIM」モデルとして活躍します。
「クライエントにいち早く、建築物の効率的にエネルギー分析を行ってみせるのは、環境に気を配る建築家として非常に価値のあることです。」
ロス・サンダーズ AIA, Orcutt | Winslow, US
持続可能性のあるデザイン
グリーンデザインは世界中でたくさんの建築会社に受け入れられるようになりました。このような会社は本当な意味でのグリーンデザイン開発の価値、また建築家が「グリーン」な設計決定を初期に行うことで顧客にとっても現在的、未来的にも経費の節約になることを高く評価しています。
EcoDesignerとペアになったArchiCADのオープンスタンダードによりエネルギー分析がバーチャルビルディングで可能になりました。
EcoDesigner ワークフロー
グラフィソフトEcoDesignerは三つの簡単なステップでプロジェクトのエネルギー特性を識別します。
分析>計算>結果
「今のグリーン・ビルディングのコンセプトはもう土で作られた家やグリーンルーフなどではなく、理にかなったビジネス決定だ。」
ブライアン・マラルキー AIA, LEED-accredited, Kirksey, U.S.
1. 分析
Model analysis 
- 自動構造マークアップがエネルギー計算の基準として構造グループを定義します。
- 選択された構造要素は平面図と3D上でパレットに示された色で画面に表示されます。
- モデル再検討パレットを使って 、自動構造マークアップを微調整することで結果を簡単に変更することができます。

計算データ入力

- 場所と機能:インターネットが接続していて、地理的な座標の数値があれば、EcoDesignerは必要な気象データ(温度、相対湿度、風速や日射量)をオンライン気象データベース、または事前定義のデータベースから得ることができます。
- プロジェクトの環境、防風、また太陽反射を定義できます。
- 建築物の種類:重い、普通、軽いなどの重さも設定できます。
- 内部熱取得と所要内部温度:所定の温度プロファイルは個々の選べるアクティビティ(オフィス、住宅建築物、病院、学校、他の工業建築物など。)に付属しています。
- 壁面シェーディング(建築物の各側面に投影される範囲)の定義。
- 構造と開口部:U値計算機能が単純化したアルゴリズムを基に平均の伝熱導係数を計算します。

- EcoDesignerで行う最終エネルギー評価は建築物の外郭要素の伝熱を一年間の毎時間ごと評価できる、もっと正確でダイナミックな計算アルゴリズムを使用しています。
- 開口部の温度性質は事前定義の開口部カタログから定義するか、または特定のプロダクト性質がある場合は手動で編集できます。


- MEPシステムとエネルギー:正確なデータ出力のために建築物に計画されているMEPシステムについての関連情報が必要となります。
- 換気タイプ:エネルギー回収システムの情報、ヒートポンプの性質、太陽光パネルの設定とターゲット、温水生成、温度値の制限、または冷却タイプも提供する必要があります。
- 建築物の二酸化炭素排出量は使用されるエネルギー源の種類とその地域での価格を入力することで評価できます。
2. 計算エンジン
全ての必要な入力データが用意されると、VIPCore計算エンジンが動的エネルギー分析を開始します。計算の結果はXML形式により出力されます。
3. 結果
エネルギー評価レポート
- キー値はプロジェクト名、場所、アクティビティタイプなどの基本情報を表示します。この値はEcoDesignerダイアログボックスの最初のタブページで、ユーザーが指定します。
- エネルギー消費結果のレポートは表と円グラフで収めます。 エネルギー消費は消費タイプ(暖房、冷房、照明、設備使用)、また主要エネルギー源(ガス、オイル、石炭、原子力、電気)に従って計算されます。建築物全ての平均U値が検出されます。

- 二酸化炭素排出量:二酸化炭素排出量の指標は一年間の建築物の運用によって生じた二酸化炭素排出に関する情報を提供します。

- 月間エネルギー収支:棒グラフでは、建築物が毎月放出するエネルギー量(グラフの上部)、および建築物が環境と独自の内部熱源から毎月吸収するエネルギー量である建築物の供給エネルギー(グラフの下部)がグラフィカルに表示されます

建築物エネルギー評価リポートはPDF形式で保存できます。
動作環境
EcoDesignerは、ArchiCAD15 MacおよびWindowsのアドオンソフトです。
ArchiCAD15対応の動作環境が必要になります。
>>詳細はユーザーガイドをご確認ください
1.1MB

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